きのうと同じに見えるけど

きのうと同じに見えるけど

きのうと同じに見えるけど

あおばさん、のお話の続き。毎週火曜日にイラストレーション教室に通っていて、派遣社員として働いていて、「なんでも帳」に毎日イラストを書いている、あおばさん。
イラストレーション教室の緑川さん、変わった人、おかしな人、かな。何も盗らなくてただ見るだけだから、って、、、いや見ちゃだめでしょう。でも、緑川さんの強気な態度を読んでたら、悪いことじゃない気がしてしまった。
あおばさんの頭のなかで考えてる独り言みたいなのが面白い。

わたしは、相手、つまり男の人に一体何を求めるだろう。
…中略(大幅に)
わたしが好きになり、わたしを好きになってくれる人って、ハンサムでなく、スポーツができなくて、頭もあまり良くなくて、暗くて、セクシー路線でもない人、ということか。
あの。ちょっと。それはあんまりといえばあんまりというか、もう少し条件をゆるめてもいいかもしれない。
…中略
頭だけでなくて自分丸ごとぼやんとぶつかって、好きと感じた人を好きになりたいと思う。その人全体の「感じ」なんて、字にはできない要素のほうが肝心だろう。